社会

不妊手術「障害者差別許せない」 原告が手話で訴え、神戸地裁

 旧優生保護法を巡る訴訟の第1回口頭弁論で神戸地裁に向かう原告の小林宝二さん(中央左)と喜美子さん(同右)夫妻ら=26日午前

 旧優生保護法(1948~96年)下で不妊手術を強いられたのは憲法違反で救済措置も怠ったとして兵庫県内の聴覚障害のある夫婦2組が国に計4400万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が26日、神戸地裁(山口浩司裁判長)で開かれ、原告は「障害者が受けた差別を許すことはできない」と悲痛な思いを訴えた。

 原告は同県明石市の小林喜美子さん(86)と夫宝二さん(86)と、同県内の70代夫婦。今年9月、旧法を巡る問題で聴覚障害者では初めて提訴した。

 意見陳述した宝二さんは「子どもを産む夢が絶たれ、ずっとつらい思いを抱えてきました。悲しみが続いている」と手話で訴えた。


(共同通信)








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