経済

人手不足で給与体系見直し広がる 日銀調査

 日銀は27日、人手不足が続く中で、採用の競争力強化や従業員のやる気アップに向け、給与体系を見直す動きが広がりつつあるとの調査結果をまとめた。従来型の年功序列ではなく、若年層や高年層の賃金を改善する一方で、中年層は抑制するといったメリハリを付けた見直しが見られた。

 給与体系見直しの具体例として「新卒の採用競争力を強化するため、初任給を引き上げる方針」(四国の金属製品)「高年層の再雇用時の給与減額措置をやめた」(四国の建設)などの取り組みが示された。

 日銀は、こうした取り組みが生産性の向上につながり、賃金に反映されるかが、物価上昇の鍵になると指摘した。


(共同通信)