国際

中国が独自GPSの運用開始 誤差10mの位置情報を全世界で

 中国のGPSシステム「北斗」で使われる測位衛星2基を搭載し打ち上げられるロケット=11月、四川省西昌衛星発射センター(新華社=共同)

 【北京共同】中国政府は27日、独自の衛星利用測位システム(GPS)「北斗」について、位置情報を提供する運用を全世界で始めた。精度は誤差10メートルだが、アジア太平洋地域では誤差5メートルという。衛星誘導システム管理室主任の冉承其報道官が同日、記者会見を開いて発表した。

 冉氏は、米国のGPSに対抗するため開発した北斗が正式に地球規模での運用の時代に入ったと強調した。また、2019、20年にさらに衛星12基を打ち上げる計画を明らかにし、全世界で位置情報の精度をより向上させる考えを示した。

 北斗に対応した高精度の製品は90以上の国・地域に輸出されているという。


(共同通信)