経済

富士フ、ゼロックス買収執着せず 提携維持を確認、泥沼化は回避へ

 富士フイルムホールディングスによる米事務機器大手ゼロックスの買収計画は28日までに決着せず、来年に持ち越しとなった。富士フイルムは年内決着を一つの目安としていた。ゼロックスの大株主が求める買収額の引き上げに応じない方針で、買収に執着しない姿勢に転じつつある。ただ提携関係の維持は確認するなど対立の泥沼化は回避したい考えだ。

 ゼロックス側は来年2月に投資家向け説明会を開く予定だ。富士フイルムはゼロックスの経営戦略を確認して、協議の継続、撤退の最終判断をするとみられる。

 富士フイルムは1月合意の買収契約履行を求め10億ドル超の損害賠償請求も取り下げない方針。


(共同通信)