月面探査車「玉兔2号」を分離 中国の「嫦娥4号」

 中国の無人月探査機「嫦娥4号」から分離した探査車「玉兔2号」。中国国家宇宙局が公開した=3日(新華社=共同)

 【北京共同】新華社電によると、世界で初めて月の裏側への軟着陸に成功した中国の無人探査機「嫦娥4号」は3日深夜(日本時間同)、月面を走行する探査車「玉兔2号」を分離した。月の裏側の環境などを観測する。

 玉兔2号は、3日午前に軟着陸した嫦娥4号から、レール状の機具を伝って月面に着地した。カメラなど各種の測定装置を搭載し、地形や中性子線などの月面環境を観測するほか、地質も調査する。

 新華社は「実地に探査されたことのない場所で画期的な発見があるだろう」と期待する中国の専門家の声を紹介した。国営メディアは着陸成功を繰り返し報じ、技術力の向上をアピールしている。


(共同通信)