社会

水俣病訴訟巡り追認ただす質問状 日本神経学会に被害者側

 記者会見する、水俣病に関する国家賠償請求訴訟の熊本訴訟の園田昭人弁護団長(中央)ら=25日午後、熊本市

 水俣病に関する国家賠償請求訴訟で国側の考えを追認するような意見書を日本神経学会(東京)がまとめたとして、各地の水俣病被害者団体などでつくる「ノーモア・ミナマタ被害者・弁護団全国連絡会議」は25日、経緯をただす質問状を28日に同学会を訪れ提出すると発表した。2月12日までに書面で回答するよう求める。

 原告被害者らを支援する水俣病被害者・支援者連絡会(熊本県水俣市)などによると、同学会は「メチル水銀中毒症における暴露停止から発症までの潜伏期間は、数カ月からせいぜい数年という考え方が、医学的な定説」などと記した意見書を、照会を受けて昨年5月に環境省へ示した。


(共同通信)