社会

長崎市、韓国で被爆者手帳を交付 地裁、男性3人被爆者認め

 長崎市の篠崎桂子・援護課長(右)から被爆者健康手帳を渡され、説明を受ける李寛模さん(中央)=27日、韓国・安城(共同)

 【ソウル共同】長崎地裁が戦時中に徴用された韓国人男性3人を被爆者と認め、被爆者健康手帳を交付するよう長崎市に命じる判決を8日に言い渡したことを受け、市は27日、ソウル近郊安城市で原告の1人、李寛模さん(96)に手帳を手渡した。李さんは「受け取ることができてうれしい。来てくれてありがたく思っている」と喜んだ。

 李さんは2014年に最初の交付申請を行っており、長崎市の篠崎桂子・援護課長が裁判などで時間がかかったことを謝罪する田上富久市長の手紙も伝達。李さんは「しょうがない」と話したが、息子の李栄燮さんは「もっと早く出すことはできなかったのか」と疑問を呈した。


(共同通信)