経済

連合会長、ベア重視を表明 賃上げ、経団連方針に難色

 経団連が開いた「労使フォーラム」で講演する連合の神津里季生会長=28日午後、東京都千代田区

 連合の神津里季生会長は28日、経団連が東京都内で開いた「労使フォーラム」で講演し、2019年春闘の交渉について「賃金にこだわらないといけない」と述べ、賃金水準を底上げするベースアップ(ベア)を重視する意向を表明した。企業の実情に応じ、多様な賃上げ手法の検討を求める経団連方針に難色を示した。トヨタ自動車など主要製造業はベアを含めた賃上げを容認する方向だ。

 神津氏は「一時金(ボーナス)も大事だが、中小企業には一時金制度がなかったり、あっても水準が全然違ったりする」と指摘。大企業と中小で賃金格差が固定化しており、格差解消にはベアが欠かせないとの考えを強調した。


(共同通信)