くらし

兵庫の団体などを表彰 第9回地域再生大賞

 第9回地域再生大賞の大賞を受賞する「多言語センターFACIL」(神戸市)=8日午後、東京都内のホテル

 地方新聞46紙と共同通信は、地域づくりに挑む団体を支援しようと設けた「第9回地域再生大賞」の表彰式を8日、都内のホテルで開いた。通訳や翻訳を行って外国人と地域をつなぎ、大賞に輝いた「多言語センターFACIL(ファシル)」(兵庫)などに表彰状を贈り、活動をたたえた。

 表彰式で実行委員長の大西祐資・京都新聞社編集局長は「地域づくりを目指す人の背中を少しでも押すことができれば喜びだ」とあいさつ。選考委員長の岡本義行・法政大特任教授が「それぞれの取り組みが、地域の人間関係をつくり直している」と講評を述べた。

 大賞を受けたFACILの吉富志津代理事長は「マイノリティーの視点を忘れず、多文化共生のまちづくりに励みたい」と喜びを語った。

 地域再生大賞は各紙が推薦した50団体を審査。大賞は副賞100万円と国内航空券1組を贈呈。準大賞の「きらりよしじまネットワーク」(山形)と「いけま福祉支援センター」(沖縄)には副賞30万円を贈った。

 選考委員長賞の「えがおつなげて」(山梨)と、奨励賞の「ディーグリーン」(三重)、「翼学園(旧えひめ心のつばさ)」(愛媛)に、それぞれ副賞20万円を贈呈。ブロック賞6団体と特別賞2団体には同10万円を、残る36団体は優秀賞として記念品を贈った。

 表彰式に続くシンポジウムでは「札幌大学ウレシパクラブ」(北海道)など3団体が活動を報告。大賞、準大賞の代表と選考委員によるパネル討論も行った。


(共同通信)