経済

伊藤忠の対応「大義なく不誠実」 TOB反対のデサント社長

 インタビューに答えるデサントの石本雅敏社長

 伊藤忠商事による株式公開買い付け(TOB)に反対を表明したスポーツ用品大手デサントの石本雅敏社長(56)が8日、共同通信のインタビューに応じ、反対を決めた理由を「大義はなく、プロセスも不誠実だ」と説明した。事態を招いた経営トップの責任に関し「株主やユーザーに心配をかけて申し訳ない」と謝罪した上で「この難局を乗り切る」と強調した。

 筆頭株主の伊藤忠は、3月14日を期限にデサント株の保有比率を先月末時点の約30%から最大40%にまで引き上げることを目指し、1月31日からTOBを実施している。

 石本氏は40%という数字を「実質支配と同義」と指摘した。


(共同通信)