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ホッキョクグマが島の集落を徘徊 ロシア北部、非常事態宣言

 11日、ノバヤゼムリャ島ベルーシャ・グバの住宅地を歩くホッキョクグマの親子(@MUAH_IRINAELIS提供、AP=共同)

 【モスクワ共同】北極海に浮かぶロシア北部ノバヤゼムリャ島の集落で、多数のホッキョクグマが出没して住宅地を徘徊するようになり、地元当局は15日までに非常事態を宣言した。残飯などが目当てとみられ、住民に警戒を呼び掛けている。

 同島最大の集落ベルーシャ・グバの行政府によると、これまで集落周辺に5~10頭しかいなかったホッキョクグマが、昨年末からはごみ捨て場などで52頭も確認されるようになり、住民の後を付いて来る事例も増えている。非常事態宣言は9日に出された。

 世界自然保護基金は、状況を調査する方針で「ごみ捨て場を集落から遠いところに移すことが必要」と指摘した。


(共同通信)