国際

英下院、メイ首相の離脱戦略否決 法的拘束力はなし

 EU離脱をめぐって、賛成派と反対派が入り交じってデモを行う英国会議事堂周辺=14日、ロンドン(ゲッティ=共同)

 【ロンドン共同】英国の欧州連合(EU)離脱合意案を巡り、英下院は14日、2月下旬までの修正を目指すメイ首相の戦略を反対303、賛成258で否決した。法的拘束力はなく、メイ氏は対EU協議を続行する方針だが、交渉上の立場は一層厳しくなりそうだ。

 メイ氏は当初、今月13日までに合意案を修正する目標を掲げていたが、EUが再交渉を拒否する中、2月下旬までの猶予を下院に要請していた。

 EUとの決別を望む与党の離脱強硬派議員ら多数は、メイ氏の戦略では「合意なき離脱」が選択肢から排除されかねないとして棄権。最大野党労働党を中心とした反対が上回った。


(共同通信)