芸能・文化

山の男役で再出発 「半世界」の稲垣吾郎

 舞台あいさつをする稲垣吾郎=東京都内

 映画「半世界」(公開中)の上映イベントが東京都内で開かれ、主演俳優の稲垣吾郎が「新しいスタートの1作目として、本当に素晴らしい作品を与えてもらった」とあいさつした。

 とある地方都市の郊外で炭焼き職人として生きる男(稲垣)が、旧友との再会をきっかけに自身を見つめ直し、仕事や家族と真剣に向き合っていく物語。

 イベント後の会見で稲垣は「今まで演じてこなかった役柄。45歳になって、これからしかできない役があると思う」と映画俳優としての意気込みを語り、妻役の池脇千鶴も「山の男というイメージは無かったのに、しっくりきていました。おひげを生やして帽子をかぶり、すすまみれで格好良かった」とうなずいた。

 人生半ばに差し掛かったとき、残りの人生をどう生きるかが映画のテーマ。稲垣は「14歳くらいからこの世界にいて、まさかこの年齢までやっているとは思っていなかった。思い描いていたものとは違うかもしれないが、幸せか?と言われれば、今が一番幸せです」ときっぱり。

 中学生の時は学年で1人だけ部活をやっていなかったという稲垣。「人と交われなくて友だちもいなかった。まさかこんなにたくさんの人に囲まれて、スクリーンに映る存在になるなんて想像もしていなかった」としみじみ振り返った。

 他に俳優の渋川清彦、阪本順治監督が出席した。


(共同通信)








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