政治

監察委、組織的隠蔽を再び否定 勤労統計不正の再調査報告書

 毎月勤労統計の不正に関する再調査で、根本厚労相(右)に報告書を手渡す特別監察委の樋口美雄委員長=27日午後、厚労省

 毎月勤労統計の不正問題で、厚生労働省の特別監察委員会(委員長=樋口美雄労働政策研究・研修機構理事長)は27日、再調査結果の報告書を取りまとめ、1月の発表と同様に組織的隠蔽を改めて否定した。鈴木俊彦事務次官ら幹部は不正を認識せず隠蔽の指示をしていなかった上、担当課レベルでも綿密な打ち合わせや周到な準備の形跡がなかったことを理由に挙げた。野党が反発を強めるのは必至だ。

 樋口委員長は午後、報告書を根本匠厚労相に提出した。根本氏は「報告書を踏まえ、信頼回復と再発防止に取り組みたい」と述べた。

 報告書は、厚労省の公的統計の意義などへの意識の低さが際立つと指摘した。


(共同通信)








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