国際

米朝、秘密核施設で対立 ウラン濃縮、再び焦点

 ベトナム北部ドンダン駅に到着し、見送りの人に手を振る北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長=2日(共同)

 【ハノイ共同】ベトナム・ハノイで会談した米朝首脳が合意に至らなかったのは、北朝鮮の秘密核施設を巡る対立が主な要因だったことが2日、米朝の説明から明らかになった。トランプ大統領は核開発の中心地、寧辺とは別の場所にあるウラン濃縮施設の存在を追及、情報開示を要求した。北朝鮮側は応じなかった。過去にも非核化交渉を頓挫させてきたウラン濃縮が再び焦点に浮上、攻防が激化しそうだ。

 外交筋によると、米政府は違法取引に携わった北朝鮮や中国の関連企業を制裁対象に追加指定する準備を進めている。国務省高官は1日「北朝鮮の準備が整い次第、交渉を再開したい」と述べた。


(共同通信)