国際

中国、官民一体で「強軍」化促進 米と覇権争い、有事見据え

 中国全人代に臨む(手前左から)人民政治協商会議の汪洋主席、習近平国家主席、李克強首相=5日、北京の人民大会堂(共同)

 【北京共同】中国政府は5日、2019年予算案で経済成長率目標の伸び率を上回る前年比7・5%増の約20兆円に上る国防費を計上した。米国との覇権争いが先端技術や安全保障の分野に及ぶ中、有事も見据えた軍事訓練や国民への教育を強化し、官民一体で「強軍」建設を促進。景気が低迷しても軍拡に突き進む意思は明確で、アジア太平洋地域の緊張が高まりそうだ。

 李克強首相は5日開幕した第13期全国人民代表大会(全人代=国会)第2回会議の政府活動報告で、「実戦に即した軍事訓練の水準を高め、国家の主権、発展の利益を断固として守る」と強調した。


(共同通信)