廃炉へ「勝負どころはこれから」 規制委員長、福島第1原発で

 原子力規制委員会の更田豊志委員長は6日の記者会見で、事故から8年を迎える東京電力福島第1原発の廃炉について「勝負どころはまだこれから」と述べ、緊張感を持って取り組む必要があると指摘した。海への汚染水流出の危険性などに言及し、課題として原子炉建屋の汚染水対策などを挙げた。

 一方で、陸側の環境を今まで以上に悪化させる可能性や、健康影響を及ぼす危険は小さくなったと説明。「再び避難をお願いしなければならないようなリスクは限りなく小さくなっている」との認識を示した。最難関とされる溶け落ちた核燃料(デブリ)の取り出しは「全容が見えていない。まだ序盤戦だ」と語った。


(共同通信)