
首相、日朝会談実現に意欲 拉致家族へ「次は私が向き合う」

安倍晋三首相は6日、北朝鮮による拉致被害者の家族と官邸で面会し、2月末の米朝首脳再会談でトランプ米大統領が金正恩朝鮮労働党委員長に拉致問題を提起したと報告した。解決に向けて「次は私自身が金委員長と向き合わなければならない。あらゆるチャンスを逃さない」と述べ、日朝首脳会談の実現に改めて意欲を示した。
家族会代表の飯塚繁雄さんは「非常に期待している。拉致問題が前進するよう、もう一苦労いただきたい」と要請した。
面会には横田めぐみさん=失踪当時(13)=の母早紀江さんと、拉致問題担当相を兼務する菅義偉官房長官も出席した。
(共同通信)