社会

拉致問題で地村さんが講演、福井 家族高齢化「早く救出を」

 福井市で講演する拉致被害者の地村保志さん=8日午後

 北朝鮮による拉致被害者の地村保志さん(63)が8日、福井市内で講演し「残された家族の高齢化が進み、満足に動けない人が出てきた。早く救出しなければならない」と訴えた。

 地村さんは家族の高齢化に伴い「拉致問題は世代交代の時期に来た」とも述べ、昨年から福井県小浜市の小中学校での講演活動を始めたことなどを紹介。「拉致を知らない世代が増えている。風化させてはいけない」と強調した。

 講演は県などが開いた。支援団体「北朝鮮に拉致された日本人を救う福井の会」の森本信二会長も参加し「被害者家族だけの活動には限界が来ている。解決に向け協力してほしい」と呼び掛けた。


(共同通信)