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ベネズエラ、大規模停電復旧せず 市民困窮、石油輸出に影響

 停電が続くベネズエラの首都カラカスで、川の土手にあるパイプラインから漏れ出る水をくみ上げる住民=11日(AP=共同)

 【サンパウロ共同】南米ベネズエラ全土で今月7日に発生した大規模停電は11日も首都カラカスなど一部を除き完全復旧に至らず、市民は引き続き困窮を強いられた。反米左翼マドゥロ政権の主要収入源である石油輸出も滞り、中長期的に深刻な影響が懸念されている。

 「服を洗うことすらできない」。カラカス市内の団体職員の女性(35)がこぼした。電気は復旧したが、停電の影響で水道の供給は止まったまま。現地からの報道によると、人々は山まで湧き水をくみに行くという。冷蔵庫が使えないので食品は腐り、購入しようにも商店は閉まっている。政府は職場や学校を13日まで休みにすると決めた。


(共同通信)