国際

アルジェリア、政情不安定化も デモ継続訴える声、周辺国警戒

 アルジェの道路で、アルジェリアのブーテフリカ大統領の出馬撤回を喜ぶ人々=11日(ロイター=共同)

 【カイロ共同】北アフリカのアルジェリアで約20年にわたる長期政権を維持するブーテフリカ大統領(82)が、多選に反発する大規模デモに押し切られて11日、5選を目指した4月の大統領選への出馬を撤回した。だが選挙実施を延期し年末までは職にとどまる構えで、これを不服とする市民からは12日、抗議デモ継続を訴える声も上がった。政情の不安定化に懸念が深まっている。

 2011年の「アラブの春」では、エジプトやリビアなど周辺国の長期独裁体制が反政府デモを発端に相次いで崩壊。その再来を恐れるエジプトのシシ政権などは自国への影響を警戒し、アルジェリア情勢を注視している。


(共同通信)