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安易なEU離脱日の延期は慎め 交渉責任者が演説、英に注文

 フランス・ストラスブールの欧州議会で発言する欧州連合のバルニエ首席交渉官=13日(ロイター=共同)

 【ブリュッセル共同】英国の欧州連合(EU)離脱交渉のEU側交渉責任者、バルニエ首席交渉官は13日、欧州議会で演説し、英国が離脱日を遅らせるなら明確な理由と期間についての説明が必要で、欧州の不安定な時期を長引かせないため安直な延期は慎むよう注文を付けた。

 EU基本条約で離脱交渉の期間は離脱通知から2年とされ、今月29日が期限だが、全加盟国が承認すれば延期可能で、英下院は延長の是非に関する採決を14日に行う見込み。バルニエ氏は「なぜ延長するのか。何をするためなのか。交渉は既に終了し、離脱合意案もできているではないか」と述べた。


(共同通信)