経済

住友精密工業の社長が引責辞任 防衛装備品の過大請求で

 防衛装備品取引を巡る問題で辞任を発表し、記者会見する住友精密工業の田岡良夫社長。奥は後任社長となる高橋秀彰執行役員=14日午後、大阪市

 住友精密工業は14日、防衛装備品に関する取引で防衛省に過大請求をしていた問題で、田岡良夫社長(64)が経営責任を取って辞任すると発表した。4月1日付で社長を退き代表権のない取締役となった上で、6月下旬の株主総会で取締役も退任する。後任社長には高橋秀彰執行役員(56)が昇格する。

 大阪市で記者会見した田岡社長は「関係者に多大なるご迷惑をお掛けし、心からおわびする」と陳謝した。現時点で防衛省に返納の必要がある過大請求額は約50億円になると見込んでおり、同時に発表した2018年4~12月期連結決算に特別損失として計上した。


(共同通信)