社会

広島大、被爆建物の一部を寄贈 英ケンブリッジ大へ

 英ケンブリッジ大へ贈った被爆建物の一部=26日、広島市

 広島大は26日、広島への原爆投下による爆風や熱線に耐えて残った被爆建物の一部を英ケンブリッジ大に贈った。2018年2月の解体時に広島大研究員の嘉陽礼文さん(40)らが回収したもので、「平和の発信や教育に活用してほしい」と話している。

 寄贈したのは直径2・2センチ、長さ約50センチの鉄骨など3本で、原爆の熱線を浴びた壁の内部から採取した。爆心地から約3・8キロの地点にあった建物は当時、中国配電(現・中国電力)の変電所として使われていた。

 広島大によると、ケンブリッジ大への寄贈は3回目。過去2回はいずれも広島市街地を流れる元安川の川底で採取したものだった。


(共同通信)