くらし

静岡・下田で「お吉祭り」 開港悲劇の芸妓に献花

 「お吉祭り」で、お吉と鶴松に見立てたコイを放流する芸妓衆=27日、静岡県下田市

 幕末、下田開港の悲劇のヒロインとして知られる芸妓お吉を供養する「お吉祭り」が命日の27日、静岡県下田市で開かれた。数十人の観光客が見守る中、あでやかな着物姿の地元の芸妓衆らが、お吉が身を投げたとされる池にランをささげた。

 お吉は、初代米国総領事タウンゼント・ハリスに仕えたため「唐人」とさげすまされ、苦難の人生を送ったとされる。

 身投げしたと言われる川の淵は「お吉ケ淵」と呼ばれ、現在は池になっている。芸妓衆は、お吉ケ淵にお吉と恋人の船大工鶴松に見立てたコイも放流した。

 徳島市から訪れた主婦(62)は「天国で鶴松と一緒になり、幸せになってほしい」と話した。


(共同通信)








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