国際

ロシア「米は安保理決議違反」 ゴラン高原の主権巡り国連会合

 27日、シリア西部タルトスで、トランプ米大統領によるゴラン高原のイスラエル主権承認に抗議する人々(国営シリア・アラブ通信、AP=共同)

 【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は27日、トランプ米大統領がイスラエル占領地ゴラン高原のイスラエル主権を承認した問題について公開の緊急会合で討議した。ゴラン高原を領有するシリアが開催を要請した。シリアのアサド政権を支援するロシアのサフロンコフ国連次席大使は、主権承認は「安保理決議違反だ」と述べ、米国を強く批判した。

 中国の呉海濤国連次席大使は「いかなる一方的な動きにも反対する」と語った。一方、米国の担当者は、ゴラン高原はシリア軍部隊などによるイスラエル攻撃の拠点に使われる恐れがあると主張。「イスラエルの自衛権を支持する」と述べた。


(共同通信)