芸能・文化

太宰治の代表作、完全原稿を発見 戦時下に執筆の「お伽草紙」

 太宰治=1941年11月、東京・三鷹の自宅付近(日本近代文学館提供)

 日本近代文学館(東京)は5日、作家太宰治(1909~48年)による短編集「お伽草紙」の、全編がそろった完全原稿が発見されたと発表した。戦争末期、空襲に見舞われながら書き継がれた中期の代表作。6日から同館での特別展「生誕110年 太宰治 創作の舞台裏」で公開される。

 記者会見した東京大教授の安藤宏さんによると、原稿は400字詰め原稿用紙を半分に切った200字詰めで計387枚。数年前、個人が所蔵していることが分かった。筆跡などで太宰の直筆と特定し、内容から下書きなどではなく、最終稿とみられるという。

 「お伽草紙」は大人向けの寓話集で、終戦直後に刊行された。


(共同通信)








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