
騎手の卵、競走馬で桜並木を行進 栃木、候補生へ恒例授業

各地の地方競馬の騎手候補生が養成機関「地方競馬教養センター」(栃木県那須塩原市)近くの桜並木を競走馬で行進する「観桜乗馬」が9日、開かれた。
練習場と異なる環境での騎乗に慣れるための訓練として、毎年桜の開花時期に合わせて実施される恒例の課外授業。馬のリフレッシュも兼ねている。候補生は桜並木などが続く同センターから約5キロの景色を鞍上で満喫。普段は場外に出ることのない騎手の卵を一目見ようと、地元の人らも訪れるイベントになっている。
候補生は全寮制の同センターで2年間の訓練を積み、騎手免許試験に合格後、プロとして各地方競馬場で騎乗する。
(共同通信)