社会

水俣病で慰霊祭、公式確認63年 令和初日、犠牲者を追悼

 水俣病互助会が乙女塚で開いた慰霊祭=1日午後、熊本県水俣市

 四大公害病に数えられる水俣病は、令和の時代が幕を開けた1日、公式確認から63年を迎えた。患者らでつくる水俣病互助会は熊本県水俣市で慰霊祭を開き、犠牲者を追悼して「公害なき世の到来を」と願った。依然として熊本、鹿児島両県に約1700人が患者認定を申請しており、賠償の在り方も含めて全面解決への道のりは遠い。

 慰霊祭は、犠牲者の遺品などを納めた「乙女塚」で実施。約120人が焼香した。胎児性患者の娘を21歳で亡くした同会会長の上村好男さん(84)は、取材に「まだ救われない人がいる。行政は被害者の立場に立って考えてほしい」と訴えた。


(共同通信)








  • お知らせ


  • 琉球新報デジタルサービス







  • 他のサービス