政治

外務省、史料効果的活用へ専門職 領土・歴史巡る交渉で

 外務省は、領土や歴史認識を巡る韓国やロシア、中国との外交交渉に当たり、過去の外交記録文書の活用を的確に提案できる専門職員「外交アーキビスト」の育成に乗り出した。所管の外交史料館が所蔵する約12万点の史料を効果的に使って相手国の主張に反論できる体制を整え、外交力を強化するのが狙いだ。

 日本は北方領土返還を目指してロシアと交渉を続けているほか、韓国との間では慰安婦問題などで立場に隔たりがあり、歴史的経緯が争点になる場面は依然として多い。特に韓国は国際機関での主張のアピールに積極的で、対抗を迫られていることが背景にある。


(共同通信)