国際

独でナチ犠牲者の解剖標本埋葬 政治犯遺体で研究

 埋葬先に運ばれるプレパラートを入れた木箱=13日、ベルリン(共同)

 【ベルリン共同】第2次大戦時、ナチス・ドイツが体制に抵抗した政治犯として処刑し、遺体がベルリンの大学病院で秘密裏に解剖された女性らの人体組織の標本が13日、市内の墓地に埋葬された。研究素材としてプレパラートに収められた約300の組織片で、解剖医(故人)の所持品から近年見つかっていた。

 ナチス政権下、ドイツでは多くの医師が体制に協力した。この医師は女性の生殖機能を研究し、判明しただけで刑死した170人以上の女性の遺体を解剖。著名なナチス抵抗グループの女性らも含まれ、ナチスとの明確な協力関係が指摘されるが、法的責任は生涯問われなかった。


(共同通信)








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