社会

差し戻し審で被爆者と認定 長崎地裁、原爆投下時に地域外

 原爆投下時に国が指定する地域の外にいた「被爆体験者」が、被爆者と認めるよう長崎市などに求めた訴訟を巡り、最高裁が、投下後に指定地域に入った入市被爆の可能性があるとした男性の差し戻し審で、長崎地裁(武田瑞佳裁判長)は14日、被爆者と認める判決を言い渡した。

 男性は2011年に81歳で亡くなった上戸満行さん。訴訟を引き継いだ遺族側は、上戸さんは長崎市が大被害を受けたことを知り、被爆者認定される地域で働いていた兄を捜しに行ったと主張。市は裏付けがないと反論していた。

 被爆者援護法では、投下から2週間以内に爆心地から半径2キロ圏に入った場合、被爆者と認定される。


(共同通信)