社会

手錠と腰縄巡る国賠棄却、大阪 配慮欠くと当時の裁判官批判も

 法廷へ入る際に手錠と腰縄をつけた姿を裁判官と傍聴人に見られ、尊厳が傷つけられたとして、覚醒剤事件の被告となった30代と40代の男性が国に計50万円の損害賠償を求めた訴訟で、大阪地裁(大須賀寛之裁判長)は27日、請求を棄却した。

 判決理由で大須賀裁判長は「逃走防止以外の意図があったとは認められない」として請求を退けた一方、「被告人には手錠姿をみだりに公衆にさらされないとの正当な期待があり、法的保護に値する」として「配慮を欠くものだ」と当時の裁判官の対応を批判した。

 法廷での手錠と腰縄を巡っては京都地裁でも同様の訴訟があり、18年9月に請求が棄却されている。


(共同通信)








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