もんじゅ工程遅れに苦言、福井 杉本知事、機器トラブル相次ぎ

 福井県の杉本達治知事は28日の記者会見で、日本原子力研究開発機構が高速増殖原型炉もんじゅ(同県敦賀市)で7月に予定していた原子炉からの使用済み核燃料取り出しを10月に延期したことについて、「工程を守れないことが積み重なっている。一つ一つ進められる体制で取り組んでほしい」と苦言を呈した。

 機構は昨年8月、原子炉近くにある燃料貯蔵槽からの使用済み燃料の取り出しを始めたが、機器トラブルが相次ぎ、昨年度中に100体との目標に届かなかった。今月、トラブルを踏まえた対策のため、原子炉からの取り出し延期を決めた。

 杉本知事は「信頼性を損ねてきている」と指摘した。


(共同通信)