芸能・文化

韓国の格差問題「率直に撮影」 カンヌ最高賞受賞のポン監督

 【ソウル共同】韓国映画で初めてカンヌ国際映画祭コンペティション部門の最高賞パルムドールを受賞した「パラサイト」のポン・ジュノ監督(49)が28日、ソウルで記者会見し「裕福な者と貧しい者の姿を、率直かつ写実的に撮りたかった」と述べ、韓国の格差問題と人間の尊厳をテーマにしたと明らかにした。

 作品は、全員が失業中の貧しい一家が、裕福な家庭に侵食していく様子を描いている。ポン監督は、こうした極端に離れた社会階層の家庭は「われわれの周辺にもよくいる人々の姿だ」と指摘。「尊厳や礼儀をどこまで保てるか」によって、両者の関わり方は「寄生」と「共生」に分かれると説明した。


(共同通信)