経済

日本触媒と三洋化成が経営統合へ 20年10月、競争力強化

 経営統合を発表し、握手を交わす日本触媒の五嶋祐治朗社長(左)と三洋化成工業の安藤孝夫社長=29日午後、大阪市

 化学製品大手の日本触媒と三洋化成工業は29日、2020年10月をめどに経営統合すると発表した。両社は紙おむつに使用される高吸水性樹脂などを主力とするが、少子化に伴う国内市場の縮小や新興国メーカーの台頭などで事業環境が厳しくなっており、統合で競争力を高める。

 日本触媒は高吸水性樹脂で世界トップレベルの市場シェアを持っており、統合でアジアなどの旺盛な需要の取り込みを加速する。三洋化成も注力するリチウムイオン電池などの新規事業を拡大したい考えだ。

 両社は29日、経営統合に向けた基本合意書を締結した。19年12月までの最終合意を目指し具体的な交渉を進める。


(共同通信)