社会

低血糖症で追突事故、男性無罪 大阪地裁「適切に管理と認識」

 糖尿病による低血糖症で運転中に意識障害に陥り、前の車に追突して女性にけがを負わせたとして自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)などの罪に問われた男性(33)の判決公判で、大阪地裁は30日、無罪(求刑懲役10月)を言い渡した。

 荒井智也裁判官は判決理由で、男性は約25年にわたり、血糖値管理の経験があり、これまで管理を怠って意識障害に陥ったことがないと指摘。低血糖症の初期症状を感じた後に糖分入りコーヒーを飲む量を増やしており「被告は適切な血糖値管理をしていたと認識していた」と判断。正常な運転に支障がある状態との認識はないとして、危険運転の成立を認めなかった。


(共同通信)