くらし

利尻島上陸のヒグマ、終息宣言へ 新たな痕跡見つからず

 北海道・利尻島の林道に設置した無人カメラが撮影したヒグマの姿=2018年6月(北海道宗谷総合振興局提供)

 北海道・利尻島で昨年5月、106年ぶりに上陸が確認されたヒグマを巡り、道や利尻、利尻富士両町は31日までに、観光シーズン最盛期前の6月末をめどに終息宣言する方針を決めた。

 両町は現在もパトロールをしたり、住人に情報提供を呼びかけたりしているが、昨年7月以降、新たな痕跡は見つかっていない。

 初めて足跡が確認されたのは昨年5月30日で、その後も林道などでふんや足跡が次々と見つかり、昨年6月には赤外線カメラがヒグマの姿を捉えた。専門家は成獣の雄1頭が繁殖期に雌を求めて本土から約20キロ泳いでやってきたと推測。島では小学校が集団登下校を実施するなど混乱が続いた。


(共同通信)