経済

東芝、仏トタルに売却へ 米LNG事業、負の遺産清算

 東芝は1日、米国の液化天然ガス(LNG)事業をフランスの石油大手トタルに売却すると発表した。中国企業に売る予定だったが、米中当局の承認を早期に得られないため、4月に契約を解除して新たな引受先を探していた。一時は最大1兆円の損失が発生する恐れがあると説明していた負の遺産を清算する。

 東芝は2020年3月末までにトタルのシンガポールにある子会社への譲渡手続きを終えたい意向だ。売却に伴い、20年3月期連結決算で約930億円の損失を計上する見通し。今後はインフラ事業や、モノのインターネット(IoT)を活用したサービスに経営資源を集中する。


(共同通信)