芸能・文化

太宰治の書簡など1750点出品 七夕古書大入札会、東京

 太宰治が編集者に書いたわび状「誓言手記」には「一生カカツテモ ツグナヒ申シマス」などと書かれている=4日午後、東京都千代田区の東京古書会館

 毎年恒例の「明治古典会 七夕古書大入札会」の報道陣向けの内覧会が4日、東京都千代田区の東京古書会館で開かれ、作家の太宰治が編集者に書いたわび状「誓言手記」などが公開された。入札会は5日から始まり、約1750点が出品される。

 「誓言手記」は、太宰が文芸誌「新潮」編集部の楢崎勤に謝罪した毛筆書き8枚の書簡。新潮と約束していた小説の執筆が行き詰まった太宰は、美術雑誌「東陽」に掲載が決まっていた別の小説「狂言の神」の原稿を東陽から持ち去り、新潮に渡した。東陽への掲載を仲介した作家の佐藤春夫が激怒し、原稿は東陽に戻ったが、新潮にはわびる必要があった。


(共同通信)








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