社会

米兵強盗賠償で国に利息請求 沖縄、被害者側が提訴

 新垣勉弁護士(左)らと那覇地裁に入る宇良宗之さん(中央)=14日午前

 沖縄県沖縄市で2008年に米兵が起こしたタクシー強盗で、被害に遭った運転手の遺族が14日、国に二千数百万円の支払いを求める訴えを那覇地裁に起こした。日本政府に事実上、損害賠償の肩代わりを命じる判決が確定しているが、国は遅延損害金(利息)の支払いを拒み争いになった。

 遺族側弁護士は「米兵らの事件で国に賠償の利息支払いを求める訴訟は、初めてではないか」としている。

 訴状などによると、タクシー運転手宇良宗一さん=12年、がんのため63歳で死亡=は08年、運賃を支払わなかった米兵2人に殴られた。2人に利息を含め計約2640万円の支払いを命じた判決が昨年確定した。


(共同通信)