芸能・文化

名古屋城本丸御殿の柱に傷 修復困難、被害届を提出へ

 名古屋市の名古屋城本丸御殿の柱に付けられていた傷。「りょうじ」と読める=8月(名古屋市提供)

 名古屋市は10日、第2次大戦中の空襲で焼失し、木造復元した名古屋城本丸御殿で、柱2カ所に傷が付けられていたと明らかにした。鋭利なもので削られており、完全な修復は難しいという。市は悪質ないたずらとみて、愛知県警中署へ被害届を提出する方針。

 市によると、柱に「りょうじ」(縦8センチ、横2センチ)、「カイ(もしくはサイ)」(縦2・5センチ、横2センチ)と平仮名や片仮名で傷が付けられていた。深さはいずれも0・5ミリ。柱の交換は困難で、削るとかえって目立つ恐れがあることから、市は蒸気を当てるなどして傷を目立たなくする。被害額は算定不能という。


(共同通信)