社会

ゴルフ練習場で鉄柱撤去開始 台風15号で倒壊 千葉・市原

倒壊したゴルフ練習場の支柱の撤去作業が始まり、切断され持ち上げられる鉄骨=千葉県市原市で2019年10月28日午前10時26分、玉城達郎撮影

 9月の台風15号で千葉県市原市のゴルフ練習場「市原ゴルフガーデン」の鉄柱十数本が倒れて周辺の住宅が損壊した問題で、解体業者が28日、鉄柱の撤去作業を始めた。撤去までに約2カ月かかる予定。

 朝に行われた安全祈願には練習場の経営者や住民十数人が参加。倒れた鉄柱をクレーン車でつり上げながら、根元を切断する作業が行われた。自宅が被害を受け、次女(20)が重傷を負った坂本高志さん(53)は「撤去開始まで長いようで短かった。大きな区切りだ」と話す。練習場側は自然災害のために過失責任はないとする立場で、家屋損傷などに対する補償の問題に決着はついていない。坂本さんは取材に「練習場側は話し合いの機会を何回でも設けてほしい」と訴えた。

 25日の大雨で鉄柱の下敷きになった住宅の被害はさらに拡大している。60代の男性は「室内が水浸しでカビが増えた。家にのしかかる鉄柱もさらに沈んだようだ」とため息をついた。【加藤昌平】


(毎日新聞)









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