社会

悪質なトイレ修理業者被害が急増 100万円超の高額請求も 消費生活センターが警鐘

 トイレの詰まりなど水回りの修理を業者に頼んだら、数十万~100万円超の高額請求をされる被害が増え続けている。悪質なケースは、ポストに投函(とうかん)されるマグネット広告やインターネットで「1000円から」などとうたう業者が多く、兵庫県立消費生活総合センターが注意を呼びかけている。見積もりを出さずに不要な工事をする悪質な手口も目立つという。

 センターによると、トイレの詰まりの修理を頼んだ業者が、薬品類を多用したり、断りなく便器を取り外したりして、修理後に数十万円を請求するケースが多発。台所や風呂の修理も同様で、悪質な業者は不要な作業が多く、大半はその場で現金による支払いを求めるという。

 トイレの詰まりの場合、普通の業者であれば先に見積もりが提示され、簡易に作業が済めば1万円、便器を取り外しても計3万円程度が相場とされる。

 水回り修理業者に関するトラブル相談は兵庫県内で、2019年4~12月に369件(平均支払額22万円)あった。15年度の172件(同9万円)から約3倍のペースで増え、支払いも高額化している。

 同センター(078・303・0999)は「訪問販売と異なり、依頼に基づく修理の場合はクーリングオフ(契約の解除・撤回)が難しいこともある。ただ、頼んでいない工事をされた場合は返金を求めることも可能で、相談してほしい」としている。最寄りの消費者センターにつながる短縮ダイヤル「188(嫌や)」もある。【春増翔太】


(毎日新聞)









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