社会

東京都「ネットカフェ難民」支援 ホテル100部屋借り上げ 休業要請

東京都庁=嶋野雅明撮影

 東京都は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言に基づく休業要請で、都内のネットカフェで寝泊まりしている人を一時的に受け入れるため、ビジネスホテル100部屋を借り上げた。11日から休業要請を実施することで、こうした「ネットカフェ難民」が、さらに行き場を失わないようにする。

 ◇18年調査で推計4000人

 都は、ネットカフェで集団感染が起きる可能性があるとみて、緊急事態宣言に基づく休業要請を出す方針を決めていた。都によると、2018年現在で都内のネットカフェで寝泊まりしている人は約4000人いると推計されている。ただ、休業要請でネットカフェを追われた人たちがホームレスにならざるを得ないため対応を検討していた。

 都は、借り上げたビジネスホテルへの入室を10日からスタート。感染拡大による影響で、仕事や住居を失う人の受け皿として確保を進めている民間アパートにも受け入れる。10日の記者会見で小池百合子知事は「(ネットカフェ難民が)もっと多いという話については、予算措置で対応していく」と、さらに受け入れ部屋数を確保する意向を示した。【内田幸一】


(毎日新聞)









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