社会

新型コロナ 松江で男女4人が感染 女子生徒勤務のバーがクラスターに

松江市役所=松江市末次町で2019年3月1日、前田葵撮影

 松江市は11日、新たに20~40代の男女4人が新型コロナウイルスに感染していたと発表した。いずれも、9日に感染が分かった島根県立高校の女子生徒=松江市=がアルバイトしていた飲食店の客。市は「クラスター(感染者集団)が発生した」との認識を明らかにし、感染の拡大防止に全力を尽くす姿勢を示した。これで島根県内の感染確認者は、女子生徒と母(10日に確認)を含めて計6人(11日午後3時現在)となった。

 記者会見は松浦正敬市長らが出席し、11日午前2時から市役所で開かれた。

 市によると、4人は女子生徒が3月28日まで勤務していた市内のバー「BUZZ」(バズ、9日から休業)の客で、いずれも市内に住む20代男女と30代と40代の男性。20代女性は軽症で他3人に症状はなく、全員が市内の感染症指定医療機関に入院して治療を受ける。

 従業員や常連客らの濃厚接触者のうち、まずは20人に対するPCR検査(遺伝子検査)が実施され、4人が陽性反応を示したという。

 また、女子生徒が発熱した後の3月20~22日に母子で大阪へ旅行したことに絡み、2人が乗ったバスは往復とも中国JRバスの高速バスだったことを明らかにした。行きは20日午前7時半・松江駅発、帰りは21日午後11時・新大阪駅発の便。松浦市長は「このバスや3月中旬以降のバズの利用者で、症状がある人は保健所に相談を」と呼びかけた。申し出た人には、症状の有無にかかわらずPCR検査を実施するという。

 女子生徒の学校関係者については、接触時期がウイルスの潜伏期間外であることなどを踏まえ、濃厚接触者とは認定しない。市は今後、陽性の4人や母親の濃厚接触者について調べる。【前田葵、目野創】


(毎日新聞)









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