社会

三沢基地模擬弾落下 「パイロットのミス」 米太平洋空軍が調査結果公表

 米軍三沢基地(青森県三沢市)所属のF16戦闘機が2019年11月、米軍施設外に模擬弾を誤って投じた問題で、米太平洋空軍は13日、機器の故障や誤作動ではなく、パイロットの人為的ミスが原因とする調査結果を公表した。

 問題の投下は19年11月6日午後6時35分ごろに発生。F16戦闘機が他の6機と訓練中、青森県六ケ所村の牧草地に模擬弾(重さ約230キロ)を1発投じた。けが人はなかった。現場は、三沢市から六ケ所村にまたがる米軍施設「三沢対地射爆撃場」から4・8キロ西に離れた場所だった。

 米太平洋空軍のホームページや防衛省によると、当該機のパイロットは当時、射爆撃場内の本来の標的が雲に覆い隠されていたため、周辺の友軍機に標的の特定や投下地点の指定を要請。その際、寄せられた情報の中から誤った投下地点を選択した上、選択が的確かどうか友軍機への確認作業を怠った。コックピット内の計器に気を取られていたなどとしている。

 防衛省は、三沢基地所属のF16機の全パイロットが今回の教訓を共有したと米軍から説明されたという。同省は調査結果を地元自治体に説明した。同種の模擬弾を使った訓練が再開される場合、改めて再発防止策などを地元に説明するとしている。【松浦吉剛】


(毎日新聞)









  • お知らせ


  • 琉球新報デジタルサービス



  • 会員制サービス






  • 他のサービス