社会

店名公表パチンコ店、堺では300人行列 住民「ウイルス持ち込むかも、怖い」

開店時には約300人が並んだパチンコ店=堺市で2020年4月25日午前10時1分、平川義之撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のための休業要請に応じなかったとして、大阪府が店名を公表したパチンコ店の一部では、25日も営業が確認され、開店を待つ客が朝から行列を作った。一方、府は公表した6店舗のうち、大阪市内の2店舗の休業を確認し、同日、府のホームページ上の「緊急事態措置」の中で公表していた店名と所在地を黒塗りにした。

 堺市内の店舗では開店1時間前の午前9時過ぎには整理券を受け取るために約150人の客が並び、従業員が間隔を空けるよう呼び掛けた。駐車場には神戸や和歌山など府外ナンバーの車も見られ、開店時には列は約300人に達した。

 60代の男性は「毎日の習慣なので今日も来た。普段より並んでいる客が多いような気がする」と周りを見回した。和歌山市から夫婦で訪れた男性は「ニュースで公表されたリストを見て来た。あくまでも要請なので、営業している店があってもいいと思う」と営業を歓迎したが、近くに住む散歩中の女性(79)は「遠くから来る人がウイルスを持ち込むかもしれないと思うと怖い」と話した。

 府は改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づき、24日、6店舗の店名を公表。その直後、うち2店舗のオーナーから休業要請に応じるとの申し出があり、25日午前、府職員が休業を確認した。【柴山雄太、石川将来】


(毎日新聞)









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