社会

GW初日の山形で厳戒態勢 駅や県境付近で通行人の体温を測定

山形新幹線の改札口で、東京方面から到着する乗客の体温を測るためサーモグラフィー(手前)を設置し、モニターを見つめる県職員ら(右奥)=山形市のJR山形駅で2020年4月25日、和田大典撮影

 大型連休(GW)が実質的にスタートした25日、山形県は新型コロナウイルス対策の一環として県境付近での検温を本格的に始めた。帰省客など人の流れが活発化することを見据えた措置で5月10日まで実施。期間中は県職員に加え、検査の実施場所となる自治体の職員も協力して厳戒態勢を取る。【日高七海】

 午前10時過ぎ、JR山形駅の新幹線が停車するホームの改札付近では、ビニール製の手袋やマスク、飛沫(ひまつ)感染防止のための眼鏡やゴーグルを着用した県職員らが待機。設置された2台のサーモグラフィーは推定体温が37・5度以上になると赤く反応するといい、機械のそばでは県職員が2台の画面越しに通行人の体温を測定していた。

 通常、県や市の職員ら4人で検温を行うといい、この日は午前10時台と同11時台の計2回で計12人の体温を測定。併せて、通行人には感染拡大防止を呼びかける啓発チラシも配布した。

 同日の検温は、駅のほかに道路と空港の計7カ所で実施。期間中は民間委託を含め延べ1086人であたるといい、県総合交通政策課の酒井達朗課長は「発熱や体調不良への意識を強く持ってもらいたい。連休は人が往来しやすいため、より啓発活動を強化していく」と語った。

 東京駅から新幹線で来県した神奈川県の20代女性は「(検温を)やることはいいことだと思う。人の少ない車両に乗るなど自分でも対策はしているが、体温を測ってもらった方がより安心できる」と話した。

 また、県は改正新型インフルエンザ等対策特別措置法などに基づき、飲食店(午後8時以降)やスナック、宿泊施設などに営業の自粛を要請している。


(毎日新聞)









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