社会

「GWは島に行かないで」奄美出身の学生が呼びかけ、賛同のつぶやき2万件以上

鹿児島県の奄美大島=2018年4月19日、本社機「希望」から徳野仁子撮影

 奄美大島(鹿児島県)や石垣島(沖縄県)など離島での新型コロナウイルス感染拡大を防ごうと、奄美大島出身で関東の大学に通う学生2人がソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じて、島への思いとともに大型連休中の離島への旅行を考え直してもらうよう呼びかけたところ、ツイッター上で賛同者から2万件以上のつぶやきが集まっている。2人は「いまは島に感染が広がらないようにして、落ち着いたら遊びに来てほしい」と話している。

 呼びかけたのは和洋女子大2年の小野楽々(らら)さん(19)と青山学院大2年の田中杏(あん)さん(19)。4月17日、奄美市で初の感染者が確認され、来島者を通じた感染を恐れる奄美出身者のSNSでは「旅行者が許せない」という投稿も見られるようになった。「言いたくなる気持ちもわかるが、島を嫌いになってほしくない」。旅行をやめてもらうと同時に島の魅力を知ってほしいと「#南の島を守ってくれてありがとう」というハッシュタグ(SNS投稿用のキーワード)を考えた。

 奄美だけでなく他の離島出身者も賛同できるようSNS上に「島を守ろう」というアカウントを作り、25日午後2時に一斉にツイートするようSNSで呼びかけたところ、最終的に2万件以上の投稿が集まった。2人は「島の人の温かさが大好きだし、島を守りたい。思いが伝わってうれしい」と話している。【菅野蘭】


(毎日新聞)









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